先日の解像度表示機能追加により、画面表示が不安定になった件、原因を調べてみました。
ISEではプログラムファイル生成後、「デザインサマリー」を表示します。その中の「Timming Constraints」という項目のそれまで3つだったエラーが解像度表示機能追加で4つに増えていました。これまでの3つのエラーはSDRAMアクセスのタイミングにおいて、セットアップタイムやホールドタイムがワーストケースで負になるかもというものでしたが、見た目正常動作していましたので、あまり気に止めていませんでした。今回増えた4つ目のエラーはピクセルクロック(SVGAの40MHz)によるラッチが各所でセットアップタイムが負になる可能性があるというものです。
そこで、まずクロック生成を見直し、これまで2段構成だったDCMを1つにまとめました。
さらに、エラーの詳細で解像度モードダイヤルの値のラッチでセットアップが足りない旨のメッセージがあったので確認したところ、SDRAMアクセス用クロックで一旦ラッチした後、それをさらにピクセルクロックでラッチしていたので、前者のラッチをなしにしたところ、ピクセルクロック周りのエラーがなくなり、表示画面が安定しました。
でも、まだ、解像度切替直後のブラックアウト(追加した解像度表示も出ない)がたまに出ます。
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