昨日、とある用事で名古屋に行った際に、大須でリチウム電池のソケットとともに買ってきました。
クロックアップ用です。といっても、CPUではなく、ディスプレイ環境改善計画の一環です。先に10インチモニタの紹介をしましたが、並行して、別の17インチ液晶モニタや37インチ液晶テレビでもしっかり映るようにと本体の改造を検討しています。
ちなみに、2行の文字欠けは液晶が許容する映像規格のVGA(640×480)に無理に合わせようとした結果なので、X68000の高精細モード、768x512を包含するSVGA(800x600)の信号をきちっと作れば、10インチモニタのように周囲に少し余白ができますが、文字欠けなく映るはずだと考えています。
X68000では、高精細モードのドットクロック35MHzの約2倍、69MHzのクロックを発振させてCRTCに供給し2分周しています。X68030では、VGA対応のため、50MHz(VGAドットクロックの2倍)の発振器も追加されました。そこで、SVGAのドットクロック40MHzの2倍、80MHzのクロックをCRTCに供給し、ソフト768.xのように、CRTCのレジスタをうまく設定して、信号を作ってみようと考えたのです。ネックはビデオRAMのアクセスタイム、クロックの15%増しに耐えられるかどうかです。実験をしながら、チャレンジしたいと思います。
もし、だめなら、次のステップとして、自前でスキャンコンバータを作って内蔵させようとも考えています。XVIの回路図を見たら、ビデオDACの入力信号(RGB各5ビットの15本)が何のためかジャンパー端子となっていて、簡単に信号が引き出せそうなので、これを一旦メモリに入れ、あらためて、SVGAのタイミングで読み出すのです。ついでに、信号は最近の流行のHDMIにしてしまおうとか、いろいろとアイデアは浮かびます。
ディスプレイ環境改善計画、まだまだ始まったばかりです。どこまでできるか、自分としても楽しみです。
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