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X68ブログ

 サイト「X68000改造室」http://x68.aikotoba.jp の更新告知やサイト運営、X68の改造にまつわる小ネタを書いていきます。また、コメントを通して、サイトを見ていただいた方との交流の場ともしていきたいと思います。感想や疑問、記事の誤りなど、コメントいただければ、記事に反映していきたいと思います。

   
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ホールソーとポンチ

改造の行き詰まり感と大怪我や大病のため、しばらく休んでいましたが、X68000の改造ブログの更新を3年半ぶりに再開します(再再開ですね)。3年半の間、ウェブサイトの方もほぼ放置状態でしたが、その間も多くの方に訪れていただき、ありがとうございました。また、サイトやブログをそのまま長期間維持いただいた「忍者」様にも感謝します。

 サイト休眠中にX68関連改造ネタを少し溜め込むことができましたので、順次放出していきたいと思います。

 まずは最近購入したもの。


24mmのホールソーとポンチです。これを何に使用したのかと言うと・・・

 

 そう、厚さ1mmの鉄板であるX68000のビデオユニットケースへの穴あけです。もちろん、手持ちのドリル刃で下穴をあけて加工しました。スキャンコンバータ用FPGA基板の放熱用です。主プロセッサであるFPGAの発熱が半端じゃなくケースに入れたとたん動作が不安定になっていたためです。取り付けたファンはAinexのCFY-2510です。

 以下がビデオユニット実装の様子です。スキャンコンバータ、まずは安定して動くようになりました。まだまだ課題はありますが・・・



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ダウンロードツール不具合解消!

スキャンコンバータの製作は一部物理的な工作はありますが、作業の大半はFPGAのプログラミングです。プログラム開発はFPGAのメーカーが提供するISE(Web版は無料)を利用し、HDL(ハードウェア記述言語)にはVHDLを用いています。工作マニアのアイディア実現にはとても便利なツールで試行錯誤しながらディジタル回路製作を楽しんでいます。

 さて、生成したプログラムファイルは専用ケーブル(DIGILENT HS1)を用いてパソコンからFPGAにダウンロードしています。以下はそのときにISEから呼び出されるツール IMPACT の実行画面です。
 スキャンコンバータの開発を進めて、ある時点から「Program」を指定すると、「ケーブルが他のアプリケーションから利用されています。はずしてやり直してください。」の旨の英文メッセージが出るようになりました。最初はそれの対応に手間取り、やっとソフト上で「ケーブルをはずす」作業を一旦行ってから、「Program」を実行するとダウンロードができることがわかり、ここ1ヶ月は面倒だとは思いながらその手順で作業を進めてきました。

 一昨日、なんとかならないかと、エラーメッセージをキーワードにして検索。同様なメッセージの対応をやりとりしている英語の掲示板にたどりつきました。そこでは、HS2(ケーブルの新しいバージョン)でのプログラミング不具合で、ISEのバージョンアップやそのプラグインソフトを選ぶことが解決策として交わされていました。私の場合はそれまで動いていたわけですので、いまさらバージョンの不具合とかはないだろう(新しいバージョンにアップするのも確かに手だとは思いますが、このソフト、インストール時間が半端でない)と思いながら、だめもとで、ケーブルメーカーのDIGILENTサイトからIMPACTのプラグイン(DLLファイル)をダウンロードし、マニュアルに沿って該当ディレクトリに上書き保存してみました。

 そして、うそのように元通りになりました。

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ワイヤーストリッパ

今回の改造に際し新たな工具を購入しました。それは、ワイヤーストリッパ 宝山P-963です。
 以前から使っていたジュンフロン0.26mm線がなぜか半田付けの部分から切れることがあり、もしかしたら使っている被覆剥ぎの道具、ストリッパが合っていないのではと思い、前の物(Goot YS-2)の倍ぐらいの値段でしたが、思い切って購入しました。

 0.26mm線は規格名がAWG30というものですが、これには単線とより線があって、使っているより線の方は少し大きめの穴で剥く必要があるようです。

 今回のは単線とより線とで剥く穴が別になっており、同じAWG30でもより線側で剥くと、半田付け部分で切れることは全くなく、とても快適に配線ができました。買って正解でした。YS-2はやはり芯線を傷つけていたのですね。Goot YS-2もAWG30対応となっていましたが、その横の穴の径の刻印が0.2mmとなっていて気にはなっていました。

 ウェブの方でジュンフロン0.26mm線が切れやすいという記述をしましたが、間違いでした。訂正します。

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