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 サイト「X68000改造室」http://x68.aikotoba.jp の更新告知やサイト運営、X68の改造にまつわる小ネタを書いていきます。また、コメントを通して、サイトを見ていただいた方との交流の場ともしていきたいと思います。感想や疑問、記事の誤りなど、コメントいただければ、記事に反映していきたいと思います。

   
カテゴリー「X68000」の記事一覧

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まずはEXPET基板、8色モードで動作試験成功!

以前、使っていたEXPERTのメイン基板に手を加え(具体的にはビデオ用ADコンバータのICのピンからRGB出力各1本ずつとドットクロックを取り出し、水平、垂直同期信号と共に、バッファICを通してイメージ端子へ出力)、イメージ端子を経由してDDR2メモリ付きFPGA基板を接続し、X68000の768X512モード画像をSVGA画面(800X600)に取り込んでみました。
次は画像表示の例です。ここまでに、試行錯誤で多くの時間を費やしました。
ちなみに外枠の柄はDDR2の初期データです。本番ではクリアする予定です。

以下は大まかな原理図です。  X68000の画像はFIFOを通してDDR2メモリに読み込まれ、並行してSVGAのタイミングでこれまたFIFOを通して読み出され、アナログVGA端子やHDMI端子を通して液晶ディスプレイに送られます。回路はFPGAで生成しました。この基板は最終的にはX68000本体に組み込む予定です。
   
 
次はグラディウスの取り込み画面です。グラディウスの画像の解像度は低いのでこんなんになっちゃいました。低解像度への自動対応機能も組み込む予定です。
さて、次はフルカラーへ挑戦です。EXPERT基板で予備実験が成功したので、XVIのメイン基板を本格的に改造します。

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改造活動再開!

長らく休止していましたX68000改造の活動を再開します。休止している2年近くの間にも多くの方に私のウェブサイトを訪れていただき、とても感謝しております。

 さて、これまで、DVDやUSB、無線LANなどのテーマで改造を進めてきましたX68000 EXPERT(中身はXVI)ですが、次なるテーマであったビデオ出力の改造の技術的なめどがつきました。まだ、解決しなければならないことが多く、果たして思い描いていることがどこまで実現できるかわかりませんが、まずはやっとみようと足を踏み出した次第です。

 今、考えているビデオ出力改造のロードマップです。

 1 ビデオ出力のSVGA(800×600)化
     現在のディスプレイで映るようにスキャンコンバータを追加します。
     出力はアナログVGAとHDMIに対応させます。

 2 ハードウェアによるスクリーンセイバーの付加
     昔懐かしいフラクタル描画を行うエンジンを追加します。

 3 ビデオRAMの拡張による高解像度化
     フルHD(1920×1080)表示を目指します。

 完成まで数ヶ月かかるかと思いますが、改造の失敗や再改造を含め、備忘録を兼ねて順次掲載していきます。完成後はその概要をウェブページにまとめ、本編サイトにアップする予定です。

 最後にお知らせ。本編の改造記事の「XVI化」を少しアップデートしました。今回の改造の主役になるXVIメインボードの素の姿を記録しておこうと新しく購入した1眼レフで撮影し、EXPERTとの比較というコンセプトで画像を追加掲載しておきました。蛍光灯だけで特にライティング設備のない部屋で、斜め俯瞰でも基板上の文字が全域見えるよう、感度ISO3200でできるだけ絞って撮りました。「超拡大画像」で美しいXVIのメインボードをご覧ください。

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恐るべし、060Turbo!

先日、終了してしまったオークションですが、実に注目すべき一品が出ていました。

それは、満開製作所がかって販売していたX68030用アクセラレータ「060Turbo」。

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b147585177

発売当時の標準価格が158000円でしたので、結構高値になるんだろうなと出品以来、動向を見守っていたのですが、なんと落札値は262,000円!

20年以上前のPCのたかが増設基板にこの値がつくのかと驚きの事件です。

まさに恐るべし一品、そして、そこまで競った12人の戦士たち、X68への熱き想いが枯れることなく未だ根強く残っているのを再認識した次第です。



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(あらためて)XVIの回路図発見!

 昨日の記事で、何気に「XVIの回路図を見て」という言葉を使いましたが、実はその時まさに発見したのです。XVIの回路図を・・・

 ディスプレイ周りの改造を検討し始めた時に参照したのが、リアルタイムで購入していた本「X68030 Inside/Outside」付録のX68030の回路図でした。その図で例のビデオDAC周りの様子を確認していたのですが、「やはり改造するとなるとXVIの回路図でしっかり確認しておきたいよなぁ」と思いつつ、「そうだ、初代機ではこの部分はどうなっているのだろう」と、それ以前に購入していた「X68000 Outside」を引っ張り出してきました(これに、初代機(CZ-600CE)の回路図がついていたことは認識していました)。

 そのとき、初代機回路図の次のページに「CZ-634C-TNメイン回路図」なるものを見つけたのです。「ん、これはもしかして・・え、XVI?」、そうです。この本には、初代機とXVIの両方の回路図がついていたのです。購入して20年間、ずっと気がつかなかった事実でした。いやはや・・・です。

 でも、これで安心して、改造に取り組めそうです。



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80MHz発振器

 昨日、とある用事で名古屋に行った際に、大須でリチウム電池のソケットとともに買ってきました。



 クロックアップ用です。といっても、CPUではなく、ディスプレイ環境改善計画の一環です。先に10インチモニタの紹介をしましたが、並行して、別の17インチ液晶モニタや37インチ液晶テレビでもしっかり映るようにと本体の改造を検討しています。

 ちなみに、2行の文字欠けは液晶が許容する映像規格のVGA(640×480)に無理に合わせようとした結果なので、X68000の高精細モード、768x512を包含するSVGA(800x600)の信号をきちっと作れば、10インチモニタのように周囲に少し余白ができますが、文字欠けなく映るはずだと考えています。

 X68000では、高精細モードのドットクロック35MHzの約2倍、69MHzのクロックを発振させてCRTCに供給し2分周しています。X68030では、VGA対応のため、50MHz(VGAドットクロックの2倍)の発振器も追加されました。そこで、SVGAのドットクロック40MHzの2倍、80MHzのクロックをCRTCに供給し、ソフト768.xのように、CRTCのレジスタをうまく設定して、信号を作ってみようと考えたのです。ネックはビデオRAMのアクセスタイム、クロックの15%増しに耐えられるかどうかです。実験をしながら、チャレンジしたいと思います。

 もし、だめなら、次のステップとして、自前でスキャンコンバータを作って内蔵させようとも考えています。XVIの回路図を見たら、ビデオDACの入力信号(RGB各5ビットの15本)が何のためかジャンパー端子となっていて、簡単に信号が引き出せそうなので、これを一旦メモリに入れ、あらためて、SVGAのタイミングで読み出すのです。ついでに、信号は最近の流行のHDMIにしてしまおうとか、いろいろとアイデアは浮かびます。

 ディスプレイ環境改善計画、まだまだ始まったばかりです。どこまでできるか、自分としても楽しみです。

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