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 サイト「X68000改造室」http://x68.aikotoba.jp の更新告知やサイト運営、X68の改造にまつわる小ネタを書いていきます。また、コメントを通して、サイトを見ていただいた方との交流の場ともしていきたいと思います。感想や疑問、記事の誤りなど、コメントいただければ、記事に反映していきたいと思います。

   

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(あらためて)XVIの回路図発見!

 昨日の記事で、何気に「XVIの回路図を見て」という言葉を使いましたが、実はその時まさに発見したのです。XVIの回路図を・・・

 ディスプレイ周りの改造を検討し始めた時に参照したのが、リアルタイムで購入していた本「X68030 Inside/Outside」付録のX68030の回路図でした。その図で例のビデオDAC周りの様子を確認していたのですが、「やはり改造するとなるとXVIの回路図でしっかり確認しておきたいよなぁ」と思いつつ、「そうだ、初代機ではこの部分はどうなっているのだろう」と、それ以前に購入していた「X68000 Outside」を引っ張り出してきました(これに、初代機(CZ-600CE)の回路図がついていたことは認識していました)。

 そのとき、初代機回路図の次のページに「CZ-634C-TNメイン回路図」なるものを見つけたのです。「ん、これはもしかして・・え、XVI?」、そうです。この本には、初代機とXVIの両方の回路図がついていたのです。購入して20年間、ずっと気がつかなかった事実でした。いやはや・・・です。

 でも、これで安心して、改造に取り組めそうです。



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80MHz発振器

 昨日、とある用事で名古屋に行った際に、大須でリチウム電池のソケットとともに買ってきました。



 クロックアップ用です。といっても、CPUではなく、ディスプレイ環境改善計画の一環です。先に10インチモニタの紹介をしましたが、並行して、別の17インチ液晶モニタや37インチ液晶テレビでもしっかり映るようにと本体の改造を検討しています。

 ちなみに、2行の文字欠けは液晶が許容する映像規格のVGA(640×480)に無理に合わせようとした結果なので、X68000の高精細モード、768x512を包含するSVGA(800x600)の信号をきちっと作れば、10インチモニタのように周囲に少し余白ができますが、文字欠けなく映るはずだと考えています。

 X68000では、高精細モードのドットクロック35MHzの約2倍、69MHzのクロックを発振させてCRTCに供給し2分周しています。X68030では、VGA対応のため、50MHz(VGAドットクロックの2倍)の発振器も追加されました。そこで、SVGAのドットクロック40MHzの2倍、80MHzのクロックをCRTCに供給し、ソフト768.xのように、CRTCのレジスタをうまく設定して、信号を作ってみようと考えたのです。ネックはビデオRAMのアクセスタイム、クロックの15%増しに耐えられるかどうかです。実験をしながら、チャレンジしたいと思います。

 もし、だめなら、次のステップとして、自前でスキャンコンバータを作って内蔵させようとも考えています。XVIの回路図を見たら、ビデオDACの入力信号(RGB各5ビットの15本)が何のためかジャンパー端子となっていて、簡単に信号が引き出せそうなので、これを一旦メモリに入れ、あらためて、SVGAのタイミングで読み出すのです。ついでに、信号は最近の流行のHDMIにしてしまおうとか、いろいろとアイデアは浮かびます。

 ディスプレイ環境改善計画、まだまだ始まったばかりです。どこまでできるか、自分としても楽しみです。

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気になるあいつ・・・Xellent30

 今、ヤフオクにX68000XVI専用CPUアクセラレータが出ています。雑誌記事によれば、CPUを33MHzの68030に交換することで、X68030よりも速くなるとのこと、ハイメモリも使える一品です。改造マニアとしては、ぜひとも欲しいアイテムです。

 今日にも収束しそうですが、1000円から始まり、現在5000円を超えています。おそらく、最終1万円近くになるでしょう。20年近く前のパソコンの拡張パーツが未だにこんなに注目されているには驚くべきことです。

 私も機体のメインボードをXVIのものに交換してから、このアイテムのオークションの登場をずっと待っていましたが、今回は動作状況が不明ですし、少し改造がなされており、その様子がわからないので、入札しようかどうか迷っています。

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10インチ液晶モニタ

 X68000の液晶表示で下2行が表示されない不具合の解消方法に、フリーソフト768.xを使う方法があります。常用の17インチ液晶ディスプレイではOKですが、ソフトによっては不具合が出ます。また、うちの液晶テレビのVGA入力は768.xを使うと全く映らなくなります。なんとかしっかり映る環境を作りたいものです。

 X68000のディスプレイ問題解消へのアプローチのひとつとして、ヤフオクにて液晶モニタパーツを入手しました。以前に、センチュリーの小型液晶LCD-8000VがX68000の画面を文字欠けなく映すのをウェブで知り、その後継のLCD-8000DAに関心を持っていましたが、22インチのハイビジョンモニタが1万円程度で買える時代にしては高価で手が出せませんでした。今回入手したものは新品、ケーブル付き6000円程度で、画像解像度800×600、スキャンレンジが水平:24-69KHz、垂直:50-85Hzとのことで期待が持てます。しかもタッチパネル付きです。

 まずは、Windowsノートで動作試験。表示はもちろん、RS232C出力のタッチパネルも無事動作しました(タッチパネルのドライバは以下からダウンロード)。

   http://www.touchmonitor.jp/support/driver-detail.html?eid=00001

 

 次はX68000へ接続。768×512の高精細モードを文字欠けなくきれいに映してくれました。なお、768.xを使うと全く映りませんでした。



 X68000の常用モニタとするには、ケースをなんとかしなくちゃいけません。パッド型ディスプレイとして使うのもおもしろいですが、ネックはコネクタが全て手前にあり、ケーブルがじゃまです。

 また、今はタッチ操作が流行りですので、ゆくゆくはX68000でも使えるようにしてみたいなと思います。





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ブログ、初日記


 サイト「X68000改造室」をご覧いただき、ありがとうございます。

 改造を始めて1年近くになり、これまで備忘録を兼ねてサイトの記事を書いてきましたが、最近、アクセスログを見るようになって、多くの方が訪れていただいているのを改めて知りました。

 私自身、改造にあたっては、多くの方のサイトを参考にさせていただきましたので、皆さんのX68000を始めとする旧型コンピュータの改造やメンテのお役にたてれば、とてもうれしく思います。もし、私の記事にわかりにくいところ、間違っているところなどがありましたら、遠慮なくご指摘ください。

 さて、今後の改造の予定を少しお知らせします。

 まずは、ディスプレイ環境の改善。ご存じのように、X68000は今の液晶ディスプレイでは満足な表示ができません。私はあまりゲームはしませんが、15kHzで表示するソフトは全滅だし、Human68kやSX-Windowでも文字欠けします。市販のスキャンコンバータを使うのも手ですが、けっこう高価ですし、なんとかならないか、回路図を見ながら考えているところです。

 また、せっかくネットが利用できるようになったので、Windowsパソコンとのファイル共有環境を作りたいなと思っています。そして、そのための小型サーバをX68000に内蔵できないものかと考えています。

 あと、改造ではないですが、X68000のSCSIを使ったネットワーク実験もやってみたいと思います。

 そんなことをネタに今後も記事を書いていきたいと思います。







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